新型肺炎の感染が中国本土を中心に拡大する中、北京大学の免疫学の博士が「人から人へ感染している可能性が大」と指摘。
同時に習近平国家主席が「断固拡大を抑える」と重要指示。
初期症状、潜伏期間、予防法など、まとめました。
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■新型肺炎は人から人への感染。北京大教授が可能性を指摘
新型コロナウイルスによる肺炎が拡大中です。
もともとの始まりは武漢の海鮮卸売市場から始まったとされています。
当初からも、市場に行った人物と濃厚接触をした人が感染したり、市場で働く人の家族にも感染したりと、人から人への感染の可能性は十分にあるという見方はありました。
しかし、1月20日、北京大学医学部の免疫学・王月丹教授が「人から人に感染している可能性が非常に高い」と指摘。
もともと、武漢市当局は「限定的な人から人への感染の可能性」という表現を用いていました。
しかし王教授は、新たに136人が感染した以上、限定的な感染では責任は難しいと強調したのです。
なるほど…
われわれ一般庶民としては、今後は楽観視せず「新型肺炎は人から感染(うつ)る」と認める段階に来たといえるでしょう。
■習主席が重要指示「断固 感染拡大を抑える」
そんな中、習近平国家主席も需要指示を発表。
- 人民の命の安全と健康を第一に考える
- 効果的な措置をとって断固感染拡大を抑える
- 感染拡大の情報をすぐに発表
- 政府の対策について宣伝・説明を強化
する旨、各所に求めたとのことを明らかにしました。
○まことしやかにささやかれていた中国当局による隠蔽疑惑
実は、ここのところで、中国当局による隠蔽疑惑がささやかれていました。
「患者は発表の40倍」などとも噂されていたくらいです。
事実かどうかはここでは別問題としますが、中国政府はそのあたりも意識したのかもしれませんね。
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■人人感染する以上、拡大の可能性は強い
ご存知のように、我が国日本でも感染者が出ています。
人から人へ感染する以上、言うまで物無く感染しやすい病原菌といえます。
そもそも、新型肺炎はどんな症状でどの程度重症化するのでしょう?
また、その潜伏期間や予防法なども詳しく知りたいところです。
次のページで詳しく解説します。
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