新型コロナウイルスによる肺炎の治療薬発見か?
タイ政府が公式発表したというから、今回はいわゆるデマやフェイクではなさそう。
日本ではいつから使用開始?
鎮静化の第一歩になるのでしょうか?
スポンサーリンク
■タイ政府がエイズとインフルの混合治療薬で患者が改善と発表
タイ保険証による2月2日、新型コロナウイルスによる新型肺炎の患者の症状を治療薬により改善させたことを発表しました。
治療薬は、エイズ治療に使用される2種類の抗HIV薬「ロピナビル」「リトナビル」と、インフルエンザの治療薬である「タミフル」による混合薬。
この薬の投与により、71歳女性の重症患者が48時間後にはベッドから起き上がれる位まで改善したそうです。
医師のKriengsak Attipornwanich氏が、タイ保健省の定例記者会見で発表したとのこと。
■抗HIV薬の投与に関しては以前からも試験投与していた
新型コロナウイルスに対する抗HIV薬の投与に関しては、実は1週間程前に、北京市衛生当局が試験投与していることを発表していました。
今回、インフルエンザの「タミフル」を混合し、試験投与した結果、実際に改善が見られたとのことなので、新たなる一歩といって良いでしょう。
今の時点では1例だけのようですが、今後、複数人の回復が認められれば、鎮静化に向けてのかなり重要な第一歩が踏めたことになります。
期待したいところですね。
■日本ではいつから使用可能となるのか?
さて、今回の新型肺炎の治療薬、日本ではいつから使用可能になるのでしょう?
あくまでも素人意見ですが、おそらく、日本に限らず比較的早い段階で使用開始されると思われます。
今回は単なる噂のレベルではなく、当局と医師による公式な発表です。
信憑性は十分に高いわけです。
また、治療薬自体もすでに医療現場で使用されている薬品の混合薬で、大掛かりな治験テストなども不要です。
もちろん、それには、複数患者を改善する、という事例を増やすことが大前提となります。
今後の実証試験の結果に期待します!
■治療薬であってワクチンではない
何はともあれ、感染が拡大する中での希望が持てるニュース。
ただ、忘れては行けないのは、あくまでも治療薬であって、ワクチンではありません。
つまり、感染する力は今までと変わりません。
引き続きマスク、手洗い、うがい、水分補給など、各自でできる感染予防を続けるように心がけましょう。
スポンサーリンク
■まとめ
以上、タイ政府が発表した、エイズ・インフルの治療薬を混合した新型コロナウイルスによる新型肺炎治療薬についてでした。
今後も十分、注意していきましょう!