【動画あり】匿名で正体不明のイギリスを拠点とするストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)。なんと「本物のバンクシーではないか?」と思われる映像がイギリスのテレビ局ITVのアーカイブから見つかりました。その公開された動画を紹介します。
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■バンクシーってこんな顔?覆面して目元だけでインタビューを受ける映像を公開
こちらが英ITVの公式Twitterで紹介しているバンクシーと思われる男性のインタビュー映像です。
16年前に撮影された映像で、もし本物だとしたら極めて希少な映像といえます。
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○そもそもバンクシーって誰?
バンクシー(Banksy)とは、顔や名前を一切明かさずに、各地の壁面にスプレーでアートを描き続けている現代のアーティストです。
彼の作品は、一般の公共物や私物の壁に無許可で描くいわゆる「落書き」で、厳密には犯罪に相当する行為です。
顔や素性を明かさないのはそのためといわれています。
バンクシーが描く作品は政治色が強く、反戦、反核、反権力を感じさせる作品が多いのが特徴です。
作品が描かれた壁をカットし、オークションでかなり高額に取引されることも珍しくありません。
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○バンクシーを知りたければ映画「バンクシーを盗んだ男」を観よ!
2018年8月4日に公開された映画『バンクシーを盗んだ男』を観れば、バンクシーがどのような存在なのかをよく理解できます。
価格:3,078円 |
今すぐ観たい!という人は、こちらの予告編だけでも十分!
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■公開されたインタビュー映像はエキシビション『Turf War』の直前に撮影
今回公開された映像は、2003年7月18日から開催された、バンクシー伝説のエキシビション(展覧会)『Turf War』(ターフ・ウォー)のセッティング時の映像と思われます。
映像に写り込んでいる作品として、ペイントされた牛たちを見る限り、間違いないでしょう。
このエキシビション、実は1週間の開催予定でしたが、バンクシーに逮捕状が出たことにより、3日のみで中止となりました。
さらに、バンクシーに会いたいという人がかなりこのエキシビションに訪れましたが、誰1人会えずに終わったそうです。
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■今回の映像の男性は本当にバンクシーなのか?
バンクシー本人とされる写真が公開されたことは今までにも何度があります。
ただ、そこに写っている人物が、本当にバンクシー本人なのか?となると決定的な確証はありません。
はたして、今回公開された映像は本物のバンクシーなのでしょうか?
今回の映像が本物か偽物かは別として、1つだけいえることは、バンクシーの「インタビュー映像」は今までに一度も存在していなかったというところです。
○日本人ライター鈴木沓子が2003年にバンクシーに直接インタビュー
上記は日本人ライターの鈴木塔子さんのTwitterです。
以前、バンクシー本人に直接会って雑誌のインタビューをされています。
断られること何回かのアタックにより、「顔出し一切NG」という条件でなんとか実現したそうです。
それは2003年のこと。
そう、今回の話題になっている映像と同じ時期ですね。
おそらく、この頃までのバンクシーは今と違い、「顔さえ隠せばOKだよ」という感覚を自然に持っていいたのではないでしょうか。
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■まとめ
以上、今回は、この度公開されたバンクシーのインタビュー映像について、思うことを描いてみました。
さて、今回の映像に映る男性は、本物のバンクシーなのでしょうか?
私個人的には、総合的な判断でバンクシー本人だと思っています。
いずれにせよ、バンクシーが描くアートは、どれも強いインパクトを感じさせてくれる作品ばかりです。
今後のバンクシーの活動を楽しみにしましょう。