千葉県市川市で、市長と副市長の公用車にアメ車の『テスラ』を導入することでさまざまな批判をされている件。
その後に村越祐民市長が発表した対応がおどろきの内容でした。
なんと、月々のリース代のうち約8万3000円を自腹で負担するとのこと。
その対応に、市民からは怒りと疑問の声が上がっています。
今回は、そのあたりをまとめるとともに、千葉県市川市長がそこまでして乗りたいという『テスラ モデルX』について紹介したいと思います。
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■市長が乗りたくてたまらないアメ車「テスラ」
報道を見てみると、どうやら、副市長用にSUVタイプの『テスラ モデルX』、市長用にセダンタイプの『テスラ モデルS』の導入を決めていたようです。
このうち、『モデルX』は納車済み。
千葉県市川市の説明によると、『モデルX』の車両価格は1110万円、『モデルS』の車両価格は1020万円となります。
月々のリース料に関しては、すでに導入済みとなっている『テスラ モデルX』で14万2560円です。
今までの『トヨタ クラウン』のリース料約6万円に比べると、なんと2倍以上に跳ね上がったことになります。
○市長が一部自腹で払うと公言
その後市長は、自身の給与から6万8000円を減額し、それをリース代に充当すると発表。
そして、もう一台導入を予定していた『テスラ モデルS』に関しては、導入計画を「延期」としました。
このやり方に対し、さらに市民から怒りの声が。
「そこまでして乗りたいの?」「市長の給与だって元は税金だ!」etc…。
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■市長は「循環型エネルギー社会の実現に向けた取り組みの一環」と釈明
市長の言い分としては「車両の価格だけに注目が集まり、『循環型エネルギー社会の実現に向けた取り組みの一環』という趣旨が伝わらなかった。」とコメントしました。
つまり、千葉県市川市としては、低炭素社会の実現をアピールするための一環のつもり、という訳です。
確かにコンセプト自体に間違いは無いでしょう。
しかし、金額が金額…。
議会や市民に対して、しっかり事前説明しておくべきでしたね。
市長、こりゃ、怒られるよ。
■千葉県市川市、レンタカー業界参入か?
一部報道によると、すでに導入済みの『モデルX』に関しては、使っていない時間帯に、市民への貸し出しを検討しているとのこと。
市川市、ついにレンタカー業界へ参入か?
隣の船橋市民は乗れるの?
いや、そういう問題じゃなくて…。
これも、おそらく「 循環型エネルギー 」を周知させる一環というのが表向きな理由なのでしょうが…。
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