イラン革命防衛隊がイラク国内のアメリカの米軍駐留の施設をミサイル攻撃。
トランプ大統領は日本時間8日夜以降に声明を発表する予定。
最悪な事態に発展しつつある米×イランの全面対立はどこまで行くのか?
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■イラン革命防衛隊がイラク国内のアメリカ軍を攻撃!
各種報道によると、攻撃を受けたのはイラク西部にあるアル・アサド空軍基地の他、イラク北部にあるアルビルなど、複数の施設が攻撃を受けたと伝えています。
ミサイルやロケット弾による攻撃のようです。
現在、被害の規模などの詳しい情報は、まだ入っておりません。
すでに、ロイター通信や米ABCテレビの他、攻撃側であるイランの国営テレビや、現地・イラク内複数のメディアでも報道されているとのこと。
○爆発音は少なくとも6回
地元イラクでの複数のメディアによると、イラク西部にあるアル・アサド空軍基地では、少なくとも6回の爆発音が聞こえたと報道しています。
その後の米国防総省の発表によると、着弾したミサイルは10発以上とのこと。
■米が革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことが事の発端
今回の件の直接的な発端は、1月3日までに、アメリカがトランプ大統領の命令により、革命防衛隊のソレイマニ司令官を軍事攻撃にて殺害したことです。
これに対しイランは、トップのロウハニ大統領から末端の国民レベルまでがアメリカを厳しく非難しており、なんらかの報復は間違いないとみられていました。
イランは「3日間は喪に服す」と話しをしており、それが明けての今回の攻撃です。
今後、アメリカが何らかの行動に出るの可能性は十分に考えられます。
■イラン革命防衛隊が声明。作戦名は「殉教者ソレイマニ」
その後、イラン革命防衛隊が声明を発表しました。
その声明によると、作戦名は「殉教者ソレイマニ」。
今後、もし、アメリカが挑発行為を行えば、さらなる報復を行うと宣言。
また、いかなる国の領土でも、イランへの攻撃の拠点となった場合は標的にするとも断言しました。
「いかなる国」…敵国であろうと同盟国であろうと、アメリカがイランに向けてミサイルを発射した場合、報復攻撃を行うという意味なります。
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■トランプ大統領「現地時間の8日に声明を発表する」
一方、トランプ大統領もTwitterでコメントを発表。
それによると、被害状況は「順調」としており、アメリカ軍側には致命的な被害は出ていないようです。
基地も、ここのところの緊張から厳戒態勢をひいていたこともあったようですが、それが功を奏したのでしょうか…?
また、8日の午前中(日本時間8日夜~9日未明)に声明を発表するともしております。
■イランのザリフ外相「戦争を求めてはいない」
イランのザリフ外相もTwitterを更新。
イラン側は事態のエスカレートや戦争を求めていないとしつつも、侵略からは自分たちを守るという内容のツイートを行いました。
■アメリカはさらなる報復か?最悪なシナリオだけは避けて欲しい
単純でわかりやすいトランプ大統領は、アメリカを避難するイランに対し「われわれは完全に準備はできている」とさらなる報復を行うコメントを出していました。
その後の今回の攻撃…。
明日のトランプ大統領のコメントに注目が集まりますが、ここでアメリカが報復するとなると、イランからはさらなる報復が必ずあるでしょう。
まずはトランプ大統領の声明を待つこととなりますが、いずれにせよ、最悪のシナリオだけは避けて欲しいものです。
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■ガソリン価格も値上げか?!
この攻撃報道により、原油価格が急上昇しているそうです。
中東情勢がますます緊迫することにより、世界規模で原油価格に影響が出る可能性も考えられます。
日本国内でもガソリン代、灯油代が値上げになる可能性も考えられます。
家計や経営を圧迫するガソリン代の高騰…。
こちらもなんとかしてほしいものです。
■まとめ
前述の通り、全面戦争などの最悪なシナリオだけは避けて欲しいです。
今後の同行を見守りたいと思います。