青森県おいらせ町のとある床屋さんに、機動戦士ガンダムのモビルスーツたちが列を作って並んでいるとの情報が入りました。
そもそもモビルスーツに頭髪はありませんが、並んでまで散髪するっていったいどういうこと?!
ということで今回は、気になる青森の床屋さんのガンダムたちを調べてみました。
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■ガンダムたちがいるのは青森県おいらせ町の床屋さん。その光景がハンパない!
青森県三沢市の南に位置するおいらせ町。
人工2万5千程度の太平洋沿いにある小さな町です。
米軍基地でもある三沢基地が近いこともあり、外国人の方も多く居住されています。
海岸沿いにある、二川目海浜公園では、北国ながら、海水浴シーズンは家族連れで賑わうスポットです。
○ガンダムたちは国道338号線を走っていると突然現れる!
本州最北端を走る国道338号線を走っているとその光景は突然出てきます。
どのような状況なのか、Googleストリートビューで確認してみましょう!
ガンダムのビームライフルがこっちを向いているのがリアル…。
シャアの赤い彗星を筆頭にジオン軍のモビルスーツも一緒にいます。
■ガンダムたちは床屋のご主人の手作りによる美術作品
実はこのガンダムたち、同じ敷地内で営業されている床屋さん、スズキ理容のご主人が趣味で作成した作品です。
製作者であるご主人の名前は鈴木敏美さん。
御年74歳。
今でも現役でハサミを持たれています。
もともと手先が起用で、学校を卒業後は美術関連の道に進もうかと考えていたそうです。
しかし先代の父から正式に床屋の跡を継いで欲しいという要望がありました。
そして鈴木さんは、店を受け継ぐことになります。
○何か大きいものを作りたい…高校生のお客さんから「ガンダム」が提案
60歳を越えられたとき、店の外の敷地に何か大きなものでも作れないかと考えたのですが、思いつくのは観音像くらい…。
そんなとき、地元の高校生のお客さんから、「それなら、ガンダムがいいんじゃない?」と提案されます。
機動戦士ガンダム…?
鈴木さんは鉄人28号を知っていてもガンダムよく知りません。
そこで、さっそくガンプラを購入。
それをもとに設計図を書き、見事、第一号が完成しました。
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■ガンダムたちは10年程前に制作開始。第一号はまさかのRC構造?
展示されているガンダムたちは、10年ほど前から制作を開始。
第一号はなんとコンクリート作りによるによる作品でしたが、制作を続けていく過程で発泡スチロールを使用した軽量化を実現!
シーリング剤やラッカー塗装にもこだわり、水にも強い作品を完成させます。
冬の青森に舞い落ちる雪は半端な量ではありませんが、それにも適応する丈夫なガンダムオブジェとなったのです。
■巨大なガンダムのアタマは何?カラオケルーム
ガンダムたちと並んで、巨大なガンダムの頭が置かれています。
実はこれ、なんとカラオケルームになっているんです。
中にはモニターがあり、そこに外部の風景を映像として写しだせるそうです。
気分はまさに歌うアムロ・レイですね♪。
■「ガンダムカット」ってなんだ?興味ある人はぜひカットしてもらおう!
なお、理髪のメニューの中には「ガンダムカット」なるものが存在します。
ガンダムカット…いったいどんな奇抜なヘアースタイルになるのでしょう?
しかし、奇抜でもなんでもなく、「カットのみの1000円のコースのこと」で、どんな髪型でも10分で切り終えてしまうコースとのこと。
つまり、ちまたでよく見かける「1000円カット」とか「10分間カット」の理髪店に対し、堂々と張り合えるのです!
がんばれ、スズキ理容!
■まとめ
以上、今回は青森県おいらせ町の国道338号線に突如として現れるガンダムたちについてご紹介しました。
ちなみに、青森といえば、先日、ご当地アイドル『りんご娘』のリーダー、王林について記事を書きました。
王林はご当地アイドル「りんご娘」のリーダー!国籍、本名、身長について解説
りんご娘のイベントに行くときに、ついでにガンダムを観るというのもひとつの方法ですね。
そんなときは、ぜひ、10分間で終了するガンダムカットをやってもらうことをオススメします!