スペインの空港でコカイン密輸の容疑で男が逮捕されました。
男が隠していた場所は、なんとかつらの中。
どう考えたってズラがズレるずら。
事件はコカイン所持?
それともかつらがズレてたのが事件?
気になるので真相を調べてみました。
■スペインの空港でコカイン所持の男を逮捕
事件発生は7月16日。
場所はオリンピックも開催されたバルセロナの空港で、スペインで2番目に利用客の多いエル・プラット国際空港。
ちなみに場所は↓ココです。
挙動不審の男が、ズラがズレた状態で降りてきたため、警察官は職務質問をしました。
すると、ズレたズラの中からコカインを発見。
その量、なんと530gで、価格にすると3万ユーロ(約360万円)を超える量とのことです。
ちなみに、その時の男の画像がこちら。
左がかつらをつけた状態で右がかつらを取ってコカインが張り付いている状態。
おいおい、こりゃどう見てもばれるだろう!!!
ちなみに警察はこれを「かつら作戦」と読んでいるらしいです。(ホントかよ…)
■かつらの下で頭にコカインを貼り付けて密輸!
男は、その量のコカインを、なんとテープで頭に留めて、その上から、かつらをかぶり密輸しようとした疑いで現行犯逮捕されました。
○髪が無いから粘着したか?
なるほど。
髪があるとテープでは貼れません。
かつらを常時使用していれば、頭に貼れる(貼れやすくなる)という理屈になりますね。
■530gのコカインはどれくらいの量か?
ちなみに、530gのコカインってどれくらいの量なのでしょう?
ほぼ同量の塩で考えた場合、こちらの量となります。
う~ん、結構な量ですね。
これをかつらに隠すとなると、大変です。
■かつらはなかなか簡単に指摘できないもの
しかし、よくもまあ、ここまでズラがズレた状態で飛行機に乗ってこられたものです。
客室乗務員からの指摘がなかったのは、モノが「かつら」だったからでしょうね。
ズラがズレてもズラを知らない人間は指摘しづらいものですからね~。
■南米と同じ言語のスペインは密輸に利用されやすい
南米から密輸されるコカインは、そのほとんどがスペインを経由するそうです。
言語が同じというのが一番の理由だとか…。
バルセロナ・エル・プラット国際空港では、2018年だけでも、100キロ以上のコカインが押収されたといわれています。
■まとめ
以上、今回は、かつらにコカインを隠したがズラがズレてずらかれずに逮捕されたコロンビアン人の事件を紹介しました。