今年の漢字は「令」。令和元年にピッタリの文字♪
待望の『今年の漢字』が発表されました♪
その文字、ズバリ「令」。
毎年恒例、さまざまな文字が予想されておりましたが、なんともシンプルでわかりやすい文字にちょっと拍子抜け?
ところで、あの文字を書く和尚様は誰?
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■今年の漢字は「令和」の「令」
12月のクリスマスを待つこの時期、毎年恒例となる「今年の漢字」が発表されました。
毎回のごとくさまざまな文字が予想されていましたが、今年選ばれた「今年の漢字」は元号「令和」の「令」でした。
確かに、今年の漢字ですね。
菅官房長官が発表するやいなや、変換しても出ない、エクセル関数「NOW」も平成31年のまま。(現在では改善されておりちゃんと「令和1年」と表示。)
「え~、変な名前…」などと言う人がいる一方で、「おー良い名前だ!」といきり立つ人もいたり…。
挙げ句の果てには「令和」の名前を付けた政党まで出現する始末でした。
そうやって考えると「令」の文字は「今年の漢字」にふさわしい、まさにピッタリの一文字といえるのかもしれません。
■年末の風物詩である「今年の漢字」っていったい誰が決めているの?
さて、「今年の漢字」とはいったい誰が決めているのでしょう?
青々と光輝く頭で、でっかい筆を振りかざしているあのお上人様が決めている?
それとも、政治家先生のみなさんが国会で決めているとか?
いずれも違います。
答えは、一般投票です。
財団法人日本漢字能力検定協会が一般公募を行い、一番投票数の多かった一文字が「今年の漢字」として選ばれます。
つまり、どんなに変な文字が選ばれたとしても、それは、一般公募で一番多かった一文字ということです。
「今年の漢字」の公式HPから応募が可能です。
文句ある人、ぜひ、来年は応募してみてください!(笑)
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■毎年筆を大きな筆で力強く書くお上人様はいったい何もの?
「今年の漢字」の発表は、必ず、お上人様が大きな筆で一文字を記入する形で発表されています。
あの、筆を取っているお坊さんはいったい何者なのでしょう?
○筆を取るお上人様は清水寺の森清範貫主
1995年に始まった「今年の漢字」の発表は、京都の清水寺で毎年実施されています。
あの、筆を取るお坊さんは、その清水寺の貫主(かんじゅ/住職)で森清範(もり せいはん)という方です。
過去には日本漢字能力検定協会の理事も務めていた方でもあります。
なお、筆を振るって文字を書くことを「揮毫(きごう)」というそうですが、毎年の森清範貫主による「今年の漢字」の揮毫は、なんとリハーサル無しのぶっつけ本番だそうです。
凄すぎ。
■まとめ
以上、先程発表された2019年の「今年の漢字」「令」についてご紹介しました。
来年はみんなで応募しましょう!