「雨上がり決死隊」宮迫博之と「ロンドンブーツ1号2号」田村亮の謝罪会見。
その中で、2人からそれぞれ「引退は考えていない」というコメントが出ました。
個人的には、正直「なによりです」という思いで、胸をなで下ろしていたところです。
しかし、今回の会見でいくつかの新事実が明らからになっています。
そのあたりを書き下ろしました。
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■とにかく「誤りたかった」「事実を伝えたかった」という2人
2人は、とにかく嘘をついたことへの罪悪感があり、「謝りたい」「事実だけを伝えたい」という気持ちをずっと持ち続けていたそうです。
記者会見の会場も2人が中心となりいろいろな人にお手伝いしていただきセッティングしたとのこと。
会場費も吉本興業ではなく個人費用。
そんな記者会見ですが、進むにつれて何点か新たな事実も明らかになりました。
■会見を開かなかったのは吉本興業からストップがかかっていたため
今回やっと会見が開かれましたが、なぜここまで時間がかかったのか?
それは、なんと吉本興業からストップをかけられていたため。
何度も何度も謝罪会見を開きたい意向を吉本興業に話ていたにもかかわらず、一切認めてもらえなかったそうです。
そして、本当のことを言うのがどんどん遅れて行くことに…。
亮は「子供が悪いことして謝ろうとしているのに、それを止めるのは親ではないと思う。」と涙ながらに訴えていました。
○吉本興業社長から恐るべき発言
驚いたのは、社長からの一言。
「お前ら録音してないよな?」
「会見するんなら、連帯責任でお前ら全員クビにするからな。」
と言われたとか…マジかよ。
■「引退会見」か「契約解除」の2択のみ
さらにその後、会社(吉本興業)からは「引退会見」を取るか、「契約解除」を取るかの2択を迫られたそうです。
つまり言い方を変えると、口を閉ざして芸人を辞めるか、好き勝手なことを言ってクビになるかのどちらかを選べ、と言っていることになります。
恐ろしい…。
○田村亮は会見中に吉本から「契約解除」が発表される
宮迫博之はすでに契約解除済みでしたが、田村亮はまだ契約解除まで至ってはいませんでした。
しかし、なんと会見中に記者から契約解除になったことが伝えられることに…。
それを聞いた田村亮は「もともとそう言われていた。それほどビックリしていない。」とコメントしました。
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■宮迫のフライデー金塊犯報道は、ただ写真を撮っただけの出来事と断言
今回、決定打となった宮迫博之の金塊強奪犯とのつながりを報道した週刊フライデーの記事。
これに関しては、宮迫から詳しい経緯の説明がありました。
○トイレ帰りに強引に撮られてしまった写真
経緯は以下の通り。
同級生の一般友人と飲んでいて、トイレに行って戻っている時に、別グループから「お、宮迫だ!一緒に写真撮ろう!」と、瞬間的な流れでポーズを取るはめになり、写真を撮られただけだそうです。
それを見ていた店長が慌ててストップをかけ、その場は終わりました。
金銭の授受なども一切無し。
一瞬のことなので入れ墨にもまったく気づかなかったそうです。
つまり、ただ単に芸能人によくある迷惑行為だったのです。
この時の同級生が記事を見て、当時の店長にコンタクトを取り、事実無根ということも確認を取ったと、宮迫は説明しました。
○反社とのつながりは芸能人はダメでも週刊誌はOK?
そもそも、この写真をフライデーに提供したのはいったい誰なのでしょう?
記事のネタ元は「同席した店の関係者」となっています。
少なくとも、撮影されたカメラの持ち主は、このグループのメンバーと考えるのが自然でしょう。
となると、フライデーにこの写真を提供した人物は、ここにいる金塊強奪犯グループの一員、またはそれらとつながりのある人物とも考えられます。
芸能人とは違い、週刊誌は反社とのつながりは許される?というルールがあるのでしょうか?
■先輩、後輩、相方に対する気持ちに感動
先輩、後輩の話になると2人とも涙ぐんでいました。
○松本人志からは応援の言葉
宮迫は、ダウンタウン松本から「休んでいる間、俺がノーギャラでいいから出てやるよ♪」と言ってもらえたそうです。(涙)
○淳からは「解散なんか考えてないよ」との言葉
また、相方のロンブー淳の話になると、亮は号泣。
淳は「俺は解散なんか考えてないよ」と言ってくれたそうです。(涙)
みんなの素晴らしい仲間意識に感動!
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■そもそも暴露会見では無く事実を話すための謝罪会見
宮迫は、30年も面倒を見てくれた吉本興業には「感謝の気持ちしかない」と涙ながらに語りました。
結果的に吉本興業に対する暴露会見のようになってしまいましたが、今回はあくまでも事実を語ることに重点を置いた謝罪会見。
吉本バッシングのための会見ではないということにもハッキリと言及していました。
実際会見を見て、宮迫も亮も、とにかく嘘をついてしまったことをただ純粋に謝りたいという気持ちが強かったのが伺えます。(特に亮はすごかった)
■吉本興業、入江慎也、フライデーの謝罪会見はあるのか?
今回の一件で、無視できない点が3つあります。
○吉本興業が謝罪会見を阻止したこと
もっと早い段階で謝罪会見をやっていれば、ここまで話が悪化することは無かったのでは?と思ってしまいます。
まあ、過去に「もしも…」を言ってもしょうがないのですが…。
○入江慎也がほぼ公然に「闇営業」の窓口をやっていたこと
今回の一件で、入江慎也はプロダクションまがいの行動を取っています。
自分で会社をやっていようが、それは明らかにルール違反。
しかも結果的に反社から受注したのです。
他にももっとあったのではないかと推測しますし、吉本がクビにする気持ちも分からなくもありません。
ただ、このような男を放置していたのも吉本興業であることに変わりはないということを忘れてはいけないでしょう。
○フライデーによる事実無根の報道
宮迫と金塊強奪犯との関係を報道した、週刊フライデーの記事に記載されている内容は、まったくの事実無根でした。
これに対してフライデーはこの記事を掲載した経緯をもっと詳しく説明するべきでしょう。
まさか、反社会勢力や犯罪者から有料で情報提供を受けていたりしていませんよね???
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■吉本興業がフライデーに振り回された騒動
今回の詐欺グループの一件の発端は、週刊フライデーの記事です。
内容は確かに事実であり、本人たちも反省しています。
ただ、当初の「悪意100%」とはだいぶ違うニュアンスになりました。
同じく、宮迫と金塊犯の記事も週刊フライデーです。
こちらは前述のとおり、事実無根ということが分かりました。
今回の件、そもそもは、吉本興業が週刊フライデーに踊らされているだけなのでは?
■まとめ
東日本大震災の原発事故では、政府はすべて東電に責任を押し付けました。
今回の吉本興業の行動は、その時の責任転嫁に似ている感があります。
いずれにしても、宮迫博之も田村亮も、契約解除となりましたが、引退はする気はありません。
立派な決断だと思います。
2人の今後の活躍に期待します!