休園中の東京ディズニーランドと東京ディズニーシー。
キャストさんたちからついに悲鳴が上がりました。
運営会社のオリエンタルランドに対し、労働組合から休業手当を要請。
夢の国の悲しい現実…
ミッキーよ、なんとか解決してくれたまえ!
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■東京ディズニーリゾートは4月上旬まで休園予定
新型コロナウイルスが猛威をふるい始めた2月28日、東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは、翌日の2月29日から3月15日まで臨時休園を行うこと発表。
4/9追加:ディズニー再開はいつ?新エリアのイメージ動画をあらためてチェック!
これに伴いTDRは、休園期間中の日付指定チケットやバケーションパッケージなどの対応で、てんやわんやの状態になりました。
さらに、3月10日、政府から「10日間のイベント自粛要請の延長」が出されると同時に、TDRの臨時休園を、4月上旬まで延長することに決定したのです。
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楽しみにしていたゲストさんたちは、がっくり来たことだろうと思います。
■労働組合「なのはなユニオン」が休業補償を要請
しかし、困っていたのはゲストさんだけではありませんでした。
キャストさんたちもたまったものではなかったのです。
3月19日、東京ディズニーランド(TDL)、及び東京ディズニーシー(TDS)の非正規雇用の従業員が休業補償を要請したというニュースが入ってきました。
○声を揚げたのは「オリエンタルランド・ユニオン」
声を揚げたのは、労働組合「なのはなユニオン」という団体。
実はこの「なのはなユニオン」、TDR従業員専用の労組ではなく、千葉県を中心にいろいろな企業・団体の労働組合運営している団体のようです。
今回、要請をしたのは、その中の「オリエンタルランド・ユニオン」のメンバー。
いずれにせよ、非正規雇用の従業員とは、いわゆるアルバイトのキャストさんたちです。
ただし、アルバイトとはいえその職種は、レストランやショップの店員からショーやパレードの出演者(ダンサーなど)に至るまで、さまざまな職種が存在しています。
報道によると、2月28日に突然「勤務シフトは明日から全て解消される」との説明があったとのこと。
その時は休業補償に関する説明は不明のままだったそうです。
まあ、状況が状況で突然のことでしたから無理も無かったのかもしれません。
しかし、今日までそれに関する説明が一切無かったということであれば、対象キャストさんたちも要請に動くのは自然な流れなのかもしれません。
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■3月19日の専門家会議で新たなる発表がある日
「なのはなユニオン」が声をあげた3月19日の夜には、新型コロナウイルスに関する専門家会議にて新たなる発表がなされる予定です。
同日の午前中に声をあげたのは、そのあたりも意識してのことなのでしょう。
専門家会議の結果により、さらにこのまま休業補償を延長されたのではたまったものではないですからね。
夢の国の悲しい現実…。
さすがのミッキーもこればっかりは解決できなかったようです。
■要請が行われたオリエンタルランド本社入口
開演前の早朝に通りかかると、大勢のキャストさんがこぞって出勤してくる場所。
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■まとめ
以上、東京ディズニーリゾートの出演者らによる休業補償要請に関してとりあげてみました。
ひとついえること。
お客さんであるゲストのみんなは一刻早くミッキーやその仲間たちと会いたい気持ちでいっぱいです。
一刻も早い営業再開に期待します!