メタル界の帝王、オジー・オズボーンが難病パーキンソン病を告白しました。
すでに、昨年の2月には診断されていたそうです。
パーキンソン病の症状を理解するとともに、オジーの今後の活動予定などをまとめてみました。
スポンサーリンク
■オジー・オズボーンが難病を告白「パーキンソン病」
『メタル界の帝王』とも呼ばれ、過激なパフォーマンスでも知られていたオジー・オズボーン。
現在71歳。
1月21日、米ABCテレビの番組「グッド・モーニング・アメリカ(Good Morning America)」 内のインタビューにて、現在、難病であるパーキンソン病を患っていることが本人により語られました。
昨年の2月に自宅で転倒、首の手術を受け、そのときに、パーキンソン病と診断されたとのこと。
手術の影響から、腕のしびれや、脚の冷えなどの症状も出ており、たびかさなるワールドツアーの中止・延期の理由は、そのためと考えられます。
同時に、「(家族にとって)とても困難な状況だ」とも語っているそうです。
○ファンの心配に対して感謝のツイート
1月22日には、心配する世界中のファンに対し、Twitterにて感謝のコメントを発表しました。
■2019年に延期したワールドツアーは2020年2月の欧州ツアーから開催予定だった
2019年、オジー・オズボーンは体調不良を理由に、ツアーの中止・延期を立て続けに発表していました。
○2019年1月、欧・豪・日のツアーを中止
年始めの1月には、ヨーロッパ、オーストラリア、日本のツアーの中止を発表します。
理由はインフルエンザによる合併症が悪化したためです。
この時点では同年5月に復帰する予定でした。
○2019年4月、予定していたワールドツアーを全て延期
そんな中、同年2月には自宅で転倒という事故が発生。
これにより、以前にオフロードカーの事故で負った古傷が悪化したこともあり、5月からの復帰もさらに延期する事態に。
この時点で、翌年の2020年2月から、ヨーロッパツアーを再開する予定と発表します。
○2019年10月、翌年2月からの欧州ツアーがさらに延期
その後の10月、翌年2月から予定されていたヨーロッパツアーをさらに延期すると発表します。
理由としては体調回復に時間がかかっているためと本人がTwitterで説明。
ちなみに、サポートアクトをジューダス・プリーストが務めるという豪華な顔ぶれです。
延期されたツアーは、2020年5月27日のジョージア州アトランタからのスタートとなる予定ですが、今後、どうなるかが気になります。
以下が、当時(2019年10月)の本人によるTwitterコメント映像。
全て英語ですが、ピー音あり、レントゲン写真ありで説明してくれています。
俺の状態について最新情報を伝えるよ。知っているかもしれないし知らないかもしれないが、今年初めにひどく転倒してね。首の脊椎を痛めて手術をしなくちゃいけなかったんだ。俺の首には車よりもたくさんボルトやナットがある。死にかけちゃいないし回復中だけど、みんなが思う以上に少し時間がかかってるだけなんだ。
引用元:https://rockinon.com/
スポンサーリンク
■パーキンソン病ってどんな病気?
さて、今回オジーが発表したパーキンソン病。
現代の医学では完治が困難な難病とされています。
いったいどんな病気なのでしょう?
専門医学的なことは割愛しますが、簡単にいうと体が不自然に震える病気です。
スポンサーリンク
○俳優マイケル・ジェイ・フォックスが30歳で発症した病気
1991年、当時30歳だったマイケル・ジェイ・フォックスがパーキンソン病を発表しました。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで主演の「マーティ」演じた、言わずと知れたハリウッドスターです。
病気のため、俳優を引退している時期もありましたが、現在では病気と戦いながら見事に復帰しています。
役柄も神経疾患を持つ弁護士の役を演じるなど、病気を恥じること無く見事に熱演しています。
以下は、2006年10月にミズーリ州選挙区の民主党上院議員候補の応援CMに出演したときの映像です。
次のページではオジーの今後の活動状況と、今年、まもなく発売予定の10年ぶりのアルバム『Ordinary Man』からのMVについてご紹介します。
【次のページ】オジー・オズボーンの今後の活動と最新MV映像