日本経済新聞 電子版の月額利用料の請求を語るスパムメールが横行しています。
そのメール本文と手打ちを解説しますので、同じ内容のメールを受信した人は参考にしてください。
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■日経新聞電子版の月額使用料4,300円を請求するメール
あいも変わらず日々、いろいろなスパムメールが入ってきます。
今回受信したのは「日本経済新聞 電子版」を語るスパムメールです。
厄介なことに何度も同じメールが来るため、瞬間的に「本物か?」と思わされてしまいます。
しかし、このメールは紛れもない詐欺メール。
十分注意しましょう。
■日経新聞を語る詐欺メールの本文全文
(Apple マーク) 登録の確認
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お支払い方法 Credit Card無料トライアル期間中の請求は発生しません。 無料トライアル期間終了後は、2020年1月9日 までにキャンセルしない限り、\4,300で登録が更新されます。
登録の詳細、またはキャンセルに関しては登録内容の確認を参照ください。
今後ともよろしくお願いいたします。
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■騙し取る目的はクレジットカード番号他の個人情報データ
一見、登録もしていない日経電子版の月額利用料を騙し取る内容に見えますが、この手口はそんな単純なものではなりません。
盗み取る最大の目的は、クレジットカードの情報です。
今回の手口により、以下の情報が盗まれます。
- Apple IDとそのパスワード
- 生年月日、住所、電話番号等の個人データ
- カード番号
- 同、3桁のセキュリティーコード(CVC)
- 同、暗証番号
- 同、名義
となります。
これらの情報が盗まれた場合、どのようなことになるのかは想像するに難しくありませんね。
■騙し取る手口はいたってシンプル
騙し取るためのその手口はいたってシンプルです。
メール内のリンクをクリックすると、なんと、本物のAppleとうりふたつのページが表示されます。
ただ、これは、完全な偽物のページです。
本物のAppleのトップページと並べて見比べたとしても、その違いがわからないくらいそっくりです。
まず、ログインを装い、Apple IDとパスワードを入力させます。
これで、IDとパスワードは盗まれてしまいます。
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○その後はカード番号から個人情報まで一切合切盗まれる
その後、住所や電話番号などの個人情報を入力させたあと、クレジットカード情報を入力させ、盗むという手口です。
以下は、同じ手口のスパムメールを紹介する記事で、そちらに画像付きで詳しく解説しています。
ご参考ください。
「Apple ID is locked」Apple偽装【迷惑メール】
次のページでは、このページに来る前にIDパスワードやカード情報を入力してしまった場合の対処方法を紹介します。