スペイン・マドリードで「ハイヒールレース」が開催!
その名の通り、ハイヒールを履いて徒競走をするというものです。
どのような美女たちがレースに参加するのか?…と思いきや、出場者の大半はなんと…!
なかなかユーモラスなレースですが、そこにはしっかりしたコンセプトも存在していました。
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■ハイヒールは言わずと知れた女性専用のシューズ
唐突ですが、みなさんはハイヒールと聞いて何を思い出しますか?
私は、当然のことながら女性が履く靴、特にパンプスを思い浮かべます。
今回、報道でハイヒールレースという文字を見たときも、真っ先に頭を過ぎったのはパンプスです。
セクシーで魅力的な女性たちが一同に揃い、レースをする映像が脳裏に芽生えました♪。
しかし、記事をよく見たところ、それが完全な妄想の思い込みだったと気付かされたのです。
■セクシーなハイヒールの持ち主の正体
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ご覧のようにセクシーな足元が勢揃い。
これら足元の持ち主はなんと…
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えっ?
えェェェーーー!
うォォォォ~!
そう、ハイヒールを履いているのはヒゲを蓄え胸毛フサフサの男たちだったのです。
■LGBTへの理解を求めるために毎年開催の歴史あるレース
そもそも、このレースはなんなのか?
ハイヒールレースの開催は、7月4日、スペインのマドリードで開催されました。
○LGPTフェスティバル「Madrid Pride 2019 」の一環として開催
世界規模の祭典として、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどの性的マイノリティー)への理解を訴えるための「World Pride」(ワールドプライド)というものがあります。
その一環としてスペインでは、毎年の夏が始まる時期の5日間に「Madrid Pride 2019」(マドリードプライド2019)を開催。
大規模なパレードや、数多くの屋外バーなどがあり、観光の目玉の1つとして毎年数千人規模の観光客が訪れているとか。
「ハイヒールレース」はその中のイベントのひとつです。
なるほど…。
つまり、出場している人たちは、LGBTの人たち、又はLGBTへの良き理解者たちだったんですね。
さらに、約20年前から開催されている歴史あるレース、とのことで2度ビックリ。
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■「ハイヒールレース」の開催場所
開催場所は、スペインの首都マドリードのチュエカ地区にあるペラヨ通りです。
マドリードの中でも大変活気がある場所で、マドリードのゲイ・コミュニティとして有名な地域です。
ストリートにはカフェやブティックなどの店が多く並び、LGBTに対してフレンドリーなお店も数多く軒を連ねています。
もちろん、それらのお店において、性的指向を気にせず観光やショッピングを楽しめるとのこと。
○ペラヨ通りでスーパーマリオ発見
ストリートビューで開催地のペラヨ通りを見ていたら、なんとスーパーマリオの「壁画」を発見!
(なんか、目がディズニーじゃね?)
■ハイヒールレースへの参加ルール
ルールは、最低15cmのヒールを履くこと。
その条件を満たしていれば男女問わず参加が可能です。
レースの折り返し地点では、ウィッグ、ブラウス、バッグが配られ、それを着用してゴールをしないと失格となります♪。
そしてそして、優勝者には賞金350ユーロ(約43,000円)が渡されます!
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■まとめ
以上、スペイン・マドリッドで開かれた「ハイヒールレース」を紹介しました。
来年の2020年も開催される予定です。
オリンピックに興味の無い人は、ぜひ、スペイン・マドリードへの旅行を計画してみてください(笑)