首都高速道路を128kmで突っ走り、オービスを「変顔」で通り抜けたという19歳の少年が逮捕されました。
オービスはナンバーだけではなく、変顔も見守る機能があった?
いや、そうじゃなくて。
捜査撹乱を狙ったらしいです。
スポンサーリンク
■変顔で首都高のオービスを通過したとして19歳の少年を逮捕!
今年の6月、首都高速環状線外回りで、変顔でオービスを通り抜けたとして、19歳の少年が逮捕されました。
少年は無職の19歳。
当然ですが、名前や居住地は公表されていません。
なぜわざわざ変顔なんかしたのかというと、その目的は捜査撹乱だったそうです。
ちなみに、口を尖らせた変顔だったとか。
運転中だと手は使えませんからね。
○走った速度は78キロオーバーの128キロ
首都高速都心環状線は、交通量の非常に多い道路です。
そのため、法定速度も時速50kmと一般道並となっています。
そんなところを128kmで走った疑いとのことですから、とんでもなく危険な行為ということがわかります。
○少年は容疑を否認
なお、少年は容疑を否認しているとのこと。
「写真に写っているのは俺かどうか分からない」というのがその理由だそうです。
こまったものです。
スポンサーリンク
■検挙まで約半年。変顔したのになぜ捕まった?
気になるのが、少年が「変顔走行」をしたのは今年の6月の出来事。
そして今回の「変顔報道」は12月です。
検挙された具体的な日程までは公表されていませんが、おそらく12月のこのタイミングの検挙となったのだと考えられます。
○車はナンバー部分が折り曲げられていた
報道の映像によると、車のナンバーば折り曲げられており、オービスには写らないように細工がなされていました。
つまり、6月の「変顔撮影」の後、およそ6ヶ月間「変顔ドライバー」を特定できなかったと考えられます。
つまり、ある意味、「変顔作戦」は成功したんですね。
■少年の正体は「ルーレット族」。暴走族との違いは?
そもそもなぜ少年は「変顔」までして走らなければならなかったのでしょう?
それは、少年はいわゆる「ルーレット族」だったからです。
○「ルーレット族」とは首都高を猛スピードでグルグルと走り回る連中
「ルーレット族」とはバブルの頃に出現し、日本全国の高速道路に出没し始めました。
高速道路、特に都心部の首都高を猛スピードで走り回る連中です。
主に、仲間内でのレースを目的として猛スピードで突っ走る輩たいこと通称でそう呼んでいます。
広義の意味では暴走族の部類に入りますが、暴走族との違いを強いてあげると、ルーレット族は「猛スピードで走ること」を最大の目的に考えています。
いわゆる、危険極まりない悪質な「走り屋」といえばわかりやすいでしょうか?
いずれにせよ、普通に走行している一般のドライバーからすると、迷惑この上ない、危険極まりのない連中といえます。
スポンサーリンク
■まとめ
以上、「変顔走行」で検挙された「ルーレット族」の19歳の少年のニュースについてご紹介しました。
道路は、危険な迷惑行為の目的で作られたものではありません。
すべての健全なドライバーに平等に与えられた走行帯です。
良い子はとっとと運転免許を返上し、マリオカードなどで楽しんでね♪。