台風19号の被害の甚大さが日に日に明らかになっていきている状態です。
いまだに床上浸水したままの地域もいたる所に存在しています。
宮城県・丸森町もその1つです。
そんな状況下の中、1人の高校生の呼びかけから「まるもり復活劇」と称した高校生ボランティアが団結。
SNSの利点を生かし、力を合せて地元の復旧活動をおこなっていました。
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■宮城県・丸森町の台風19号による被害状況
※台風19号で被災されたみなさまに対し、心よりお見舞い申し上げます。
台風19号の被害が日に日に明らかになってきています。
逆にいうと、報道されていない浸水地域も数多くあるとみられ、いまだ全容が明らかになっていません。
○浸水被害の続く宮城県・丸森町
宮城県・丸森町でも、いまだに広範囲で床上浸水による被害が続いています。
道路の至るところが決壊しているため孤立している地域も数多く、同時に安全に走行できない箇所も多数存在しているそうです。
そのため、丸森町では10月17日朝の時点でもまだボランティアの受け入れ体制が整えられない状況となっています。
被災地で「ボランティアセンター」が無い状態のところに、外部から大勢のボランティアが集まってしまうと混乱を招く恐れがあります。
※10月17追記
この記事を書き終えた直後に、丸森町で災害ボランティアのエントリーを開始しました。
詳しくは、丸森町公式サイトをご確認ください。
■地元の高校生のTwitterによる呼びかけであつまった高校生たち
そんな中、地元の高校生たちがSNSの呼びかけを通し、1つの「チーム」として団結しています。
その名も「まるもり復活劇」。
こんにちは!私たち高校生は、台風で変わり果ててしまった丸森町を一日でも早く復活させたいと思い、このアカウントを設立しました。何か困ったことや手伝って欲しいことなどがありましたらすぐにご連絡ください。みんなで協力して美しい町を取り戻しましょう!!
○10月17日の「スッキリ」で紹介された「まるもり復活劇」
本日、10月17日の日本テレビ「スッキリ」では、その「まるもり復活劇」を紹介しました。
放送によると、地元の高校生の他、中学生も参加していることが紹介されています。
記者からの「疲れないですか?」との質問に「大丈夫です。若いですから!」と若干の茶目っ気を含めて返答する男子高校生がいました。
町の人達も彼らを頼りにしているようで、その日の作業の最後では大人の人から「明日も来れる人」と点呼を取っています。
呼びかけを始めた高校生のインタビューも紹介。
「東日本大震災は子供で何もできなかった」という言葉が印象深く感じました。
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■SNSの利点を生かした呼びかけによる復興作業
今の世の中、SNSの利用方法が社会的に一部、問題視されている時代ともいえます。
そんな中、高校生自らが地元の「復活」を呼びかけ、それに対して同じく地元の高校生や中学生が賛同して集まる姿はかなり印象的でした。
彼らの呼びかけが、地元の人達の復興作業を後押ししたことは間違いないでしょう。
その彼らの行動が他の被災地域の励みつながれば、なお意味のある行動になります。
十分に評価できる行動といって良いでしょう。
○「まるもり復活劇」について
「まるもり復活劇」のTwitterのアカウントは「@marumori__hs」です。
ただ、ハッシュタグ「#まるもり復活劇」がTwitterとInstagramで拡散されています。
そちらのハッシュタグを確認、フォローされると良いでしょう。
■丸森町公式サイト
以下、まるもり町の公式サイトです。
http://www.town.marumori.miyagi.jp/
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■まとめ
以上、今回は丸森町の高校生たちが中心となった「まるもり復活劇」を紹介しました。
もちろん、今回の台風19号による被害が甚大なのは丸森町に限ったことではありません。
今週末は大雨の予報も出ています…。
一刻も早い復興・復旧を願っています。