【京都市ステマ騒動】契約書情報を売ったのは誰?疑惑に隠された情報漏えいの真相【京都新聞】【吉本興行】【ミキ】

大騒動に発展してしまったミキの京都PRツイート。

木村祐一、ナダル、タナからイケダ田邊などのツイートも持ち出され、もはや泥沼化の状態。

騒動の発端は京都新聞の記事からといわれています。

そもそも京都新聞に契約書情報を教えたのは誰?

今回の騒動に見え隠れする違和感をまとめてみました。

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■京都市ステマ騒動最初の報道とされる京都新聞記事まとめ

出典:ミキ 昴生 兄 Twitter(@mikikouseiani)

最初に言っておきますが、今回騒動となっているツイートは、今年2019年のものではなく、昨年2018年のものです。

まずは、今回の騒動の発端となった、最初の報道といわれている京都新聞の記事を見てみましょう。

原文を要約し、記述の順序を若干入れ替えていますのでご了承ください。

○10月27日の京都新聞~京都市ステマ騒動最初の報道内容

  • 2018年に、京都市と吉本興業で、所属の芸人1回のツイートに50万円を支払う内容の契約を結んでいたことが、京都新聞の取材で分かった。
  • PRの目的は、2018年10月開催の『京都国際映画祭』などが対象。
  • 契約書にはフォロワー20万人以上の芸人が2回にわたってツイートすることなどが記載されていた。
  • ツイートの料金は1回50万円、計100万円。
  • 2018年10月、京都市出身の兄弟漫才コンビ『ミキ』が、2回×2人=計4本をツイート。
  • ツイートには「#京都市ふるさと納税」「#京都国際映画祭」「#京都市営地下鉄」他のハッシュタグやURLリンクはあるが、広告を示す「#PR」などの記載は無し。
  • 同志社大の真山達志教授(行政学)の話として「市民は報酬が発生しているとは思わない」「公金の使い方としては驚く額」「誤解を与える問題のある手法だ」などのコメントを掲載。
  • 京都市は「問題があるとは考えていない」「タレントの発信力で若者に伝えることが主眼で盛り上げ隊としての活動の一つ」とした。
  • 吉本興業は「公金の使い道については判断する立場ではない」「金額は十分に見合うもの」とした。

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■半年前のツイートは「仕事投稿」としっかりわかる内容

その後、ミキの2人だけに留まらず、他の所属芸人のツイートも取り沙汰されることになります。

具体的には、木村祐一、ナダル、タナからイケダ田邊などです。

○2018年2~3月のツイートでは本文にはハッキリと「PR」と記載

今回取り沙汰されたミキのツイートは2018年10月のツイートです。

それにさかのぼること、同年3月のツイートは、本文にはハッキリと「PR」の文字が見られます。

亜生と一緒に京都の伝統産業の日のPRお手伝いしてます!

京都の漆のお椀で食べるご飯、めっちゃうまい!

「#PR」のハッシュタグこそありませんが、完全に「仕事」ということがわかる書き方です。

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■京都市ステマの芸人ツイートには「#京都国際映画祭 連携企画」の記載あり

出典:木村祐一公式Twitter「@kimkimni」

この2018年の2月~3月に投稿された一連のツイートでは、ミキに限らず前述の芸人たちも、決まって「#京都国際映画祭 連携企画」の記載をしています。

ちなみに、上記画像の通り、キム兄は”#”ではなく”♯”を使ったためハッシュタグになりませんでした…(汗)ぼーっと行きてんじゃね-よ!(笑)

「仕事投稿」ということを隠すつもりが無かったのは、明らかと考えて良いでしょう。

○ナダル「何も悪いことはしていない」と断言

実際、10月29日、ナダルは「仕事としてやった。何も悪いことはしていない。」とハッキリ断言しました。

そのナダルの投稿には、「京都市の伝統産業の日のPRのお手伝いをすることになりました!」と記述されています。

今回ばかりはナダルの言うことは間違っていませんね。

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■ 京都市ステマ騒動の1ツイート50万円に隠された情報漏えい

出典:https://pixabay.com

世間一般では「1ツイート50万円」という部分に一番の注目が集まっています。

それにプラスする形で「#PR」を記載しなかったことが「ステマではないか?」という疑いが持たれている状態です。

しかし、本当の問題は、京都市と吉本興行で交わされた契約書の内容が外部に漏れたことではないでしょうか?

京都新聞は、この契約書の内容を「取材でわかった」としています。

ただ、一般的に、契約書というものはやたらと外部の人間に見せるものではありません。

吉本興業が、京都新聞の記者に「はい、どうぞ。」という感じで契約書のコピーを見せたのでしょうか?

さすがにそれはあり得ないでしょう。

それとも、京都市が、京都新聞から公金の使い道を追求され、契約書を見せてしまったのでしょうか?

だとしたら、吉本興業からすると迷惑な話ですね。

■京都市ステマ騒動により世間からの集中砲火の市と吉本

出典:https://pixabay.com

一方、「1ツイート50万円」と聞けば、世間一般では誰だってビックリして当然です。

実際、世間からの集中砲火は今、京都市と吉本興行に向いています。

ネットで検索しても「京都市が税金でステマ」「ステマツイート1回50万」などの投稿が相次いでいる状態です。

そもそも、1年前のツイートを取り沙汰するというのもなんか変な話…。

何者かが何らかの意図をもって契約書情報を売ったのでは?

…というミステリアスな発想も湧いてしまいましたが、真相やいかに…。

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■1ツイート50万は本当に高いのか?

出典:https://www.shinbun-navi.com

ちなみに、1回のツイートで50万円というのは本当に高いのでしょうか?

10月29日のスッキリで、コメンテーターの箕輪厚介氏は、「妥当な額だと思う」とコメントしておりました。

○京都新聞の広告料

あくあでも参考までに。

京都新聞の一般的な新聞広告の料金の一部をご紹介しましょう。

※日曜~木曜、朝刊、モノクロの料金(正価)

  • 38.1cm×51.3cm(15段)→345万円/1回 ※新聞1ページ全て使用した広告
  • 38.1cm×10.1cm(3段)→87万円/1回 ※1面での使用
  • 19cm×16.9cm→57万5000円/1回
  • 19cm×6.6cm→23万円/1回

※引用元:https://www.shinbun-navi.com/chihou/kyoto.html

新聞にせよ、Twitterにせよ、広告というものは高いものなんですね。

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■まとめ

以上、京都市と吉本興業の「京都市ステマ騒動」について、思うところを書いてみました。

早いところ炎上が鎮火することを祈ります。

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