これからエフェクターを買いたい、買おうと思っている、でも、何を買えば良いの?
という人、必見!
超簡単でシンプルなエフェクターサウンドの音作りをアドバイス!
難しい事抜きで好みのサウンドが作れるぞ!
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■エフェクターはまず何を買えばよいのか?
とりあえずギターとアンプは買ったけど、そろそろエフェクターというものを繋いでみたい、でも、何を買えば良いかわからない…と言う人は多いのではないでしょうか?
エフェクターの存在は知っていても、メーカーや種類がかなり豊富なため、それぞれの特性などがわからず、結果的に悩んでしまう…ある意味当然ともいえるでしょう。
今回は、初心者の方必見、納得いく音作りのため必要最小限のエフェクターセットをアドバイスしたいと思います。
○難しい理屈は一切抜き!
今回、難しい理屈(回路の構造や音の周波数など「ちょっと何言ってるかわかんないんですけど」的な話)は一切抜きにしました。
また、私の持論となりますが、たかがロック。
「音」に関して科学的に完璧に理解する必要はないと考えています。
問題は好みの良い音を作れるかどうかが一番重要です。
ということで、ご紹介していきましょう!
■①まずは歪み系エフェクターを用意しよう!
ロックギターの必須アイテムといえば歪み(ひずみ)系のエフェクターです。
「歪む」の言葉の意味は、なんらかの圧力で物が曲がったりゆがんだりしてしまうことの意味。
ギターサウンドの世界で「歪み」の反対語は「クリア」となります。
この言い方だと少しは分かりやすいでしょうか?
以下の映像では、ギターの典型的な歪みサウンドをきけますので、チェックしてみてください。
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○歪み系のエフェクターの代表的な呼び名は主に2つ
歪み系のエフェクターにはいろいろの種類がありますが、主に、以下の2つの呼び名で表現されます。
- オーバードライブ
- ディストーション
このため、「歪み」を「ドライブ」とか「ディスト」などと表現する人もいます。
ちなみに、この他にも「ファズ」と呼ばれる伝統的なエフェクターもあったりしますが、世にオーバードライブが登場したあたりから、徐々に影が薄くなりました。
その他「プリアンプ」なども存在しますが、その当たりはいずれまた詳しく説明させていただきます。
○オーバードライブとディストーションの違いは歪み具合やパワフルさ
では、オーバードライブとディストーションの違いはどこなのでしょう?
超簡単に言うと、ズバリ、以下の通り。
- オーバードライブ→ナチュラルな歪み
- ディストーション→パワフルな歪み
つまり、オーバードライブをさらに歪ませたのがディストーション、と考えてほぼ間違いはありません。
もちろん、メーカーや商品により、その度合に違いがありますので、そこは臨機応変に対応しましょう。
○オーバードライブとディストーション、どっちがオススメ?
では、オーバードライブとディストーション、どちらを購入すべきなのでしょう?
こればっかりは一概にどちらが良いかとはいえません。
ひとつアドバイスするとして、オーバードライブもディストーションも「呼び名の違い」と割り切って、総称で「歪み系エフェクター」と考えて良いかと思います。
その上で、自分の好みに合った商品を選ぶと良いでしょう。
以下の映像がさまざまな歪み系エフェクターの音を集めた映像で大変分かりやすいです。
○歪み系エフェクターはギターサウンドの基本となる部分。妥協せずに選ぼう!
言うまでもなく、歪み系のエフェクターは、ギターのサウンドの基本中の基本となる部分です。
ぜひとも妥協せず、自分の納得いくエフェクターを選んで下さい。
オススメの方法として、楽器屋の店員さんにとことん質問してみましょう!
そして、可能であれば、試奏させてもらいましょう。
勘違いしている店員やお客さんが多いですが、楽器屋での試奏は、消費者として立派な権利の1つ。
では、おすすめの歪み系エフェクターをご紹介しましょう。
○BOSS DS-1~初心者にオススメ!
日本が誇るエフェクターメーカー、BOSSの代表的なディストーション。
コストパフォーマンス的にもかなりお求めやすいエフェクターです。
独特のトレブルが強調されるので、プロの中でもクセになっている人は結構います。
木暮武彦が、レッド・ウォーリアーズ現役時代に使用していたことでも有名。
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○PROCO RAT2~一生手放せなくなる可能性大!
ディストーションの良いところだけを取っている感じのエフェクターです。
歪み系エフェクターのベストセラーといえます。
噂ではモノにより当たり外れが多いといわれていましたが、真相は不明。
おそらく、「RAT2」になる前のモデル「RAT」の頃の話ではないかと思われます。
クセのないパワフルな歪みを生み出してくれる名機の1つ。
○MXR M104 DISTORTION+~初心者からプロまでが大満足!
トーンコントロールがなく「OUTPUT」と「DISTORTION」のみのシンプルな作りのディストーション。
そのため、シンプルな音色作りを求めるプレイヤーには絶好な歪み系エフェクターです。
真空管アンプを思わせるノーマルで程よい歪みを生み出してくれます。
多くのギタリストに愛されている、こちらもベストセラーのディストーションです。
○DS-1、RAT2、MXR M104の弾き比べ映像
以下の映像で今回紹介した3つのエフェクターの弾き比べをしています。
かなりわかりやすい内容となっていますので、ぜひ、参考にしてみてください。
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